supercellのryoがプロデュースするEGOISTのボーカル「chelly」(チェリー)さんにオタクマガジン編集部がインタビューをさせていただきました!
圧倒的な実力を誇るEGOISTのボーカルchellyさんに「夢」について語っていただきます!
◎今回「EGOIST」のchellyさんをお迎えしてお話しさせていただくテーマは『夢』!!chellyさん、よろしくお願いします!
chelly:よろしくお願いします!
◎九州には夢を叶えようと日々頑張っているアーティストさんが非常に多いのですが、chellyさんさんはいつ頃からアーティストになりたいと思いましたか?
chelly:私は幼い頃から多趣味なんですが、歌を歌ったり絵を描いたり、あと演劇部にも入ってお芝居をしたりとかもしていました。何でも興味を持ってしまうタイプで、漠然とどれかをできたらいいなと考えていました。そのうち趣味が特技となり、特技が夢になっていきました。
でも、まだどれをやっていくかというのは決められてはいなかったのですが、きっかけとしてsupercellさんのオーディションを受けさせていただいて、結果として今の私がいます。それで歌を歌うという活動がメインになりましたけど、LIVEの最後に私が描いたイラストを映させていただいたり、お芝居に関しても歌は演じながら歌っていますので徐々に叶っているのかなと思います。
◎「歌」「絵」「お芝居」3つの夢がどれも叶い始めているんですね!歌を歌うきっかけとなったことがあれば教えていただけますか?
chelly:歌に関しては両親は音楽が好きだったので、車で送り迎えしてもらっている時とかドライブしている時に車中でいつも音楽が流れていました。そこから音楽っていいなぁって思い、それが歌っていいなぁっていう風に変わり始めて、物心ついたあたりから鼻歌を口ずさむようになっていました。後は楽器をしていたものあります。
◎楽器はどんな楽器を演奏されるのでしょうか?
chelly:演奏できるのはバイオリンとギターです。母がピアノを弾けるんですけど、その対抗心でピアノは弾きたくないなぁと思って(笑)私はバイオリンを選びました。最近はちょっとしか弾かないですが、8年ぐらいは習っていました。
◎続いて、chellyさんが進路決定する時のことをお聞かせいただきたいのですが、就職活動などで夢を諦めたり、将来を不安に思うことなどはありませんでしたか?
chelly:私は高校2年生からこの活動させていただいてるんですが、大学に入るときにやっぱりちょっと考えました。将来のための保険じゃないんですけど、一応大学に入って就職活動をしたほうがいいのかなぁとか、友達が皆そうだったんで周りがそういう中で私はどうしようと思っていました。でも好きなことを仕事にさせていただいていますので、これを出来る限り長く続けたいなと思ったので、就職活動はしませんでした。
◎「私はこの道で行くんだ」と決めた時というのはどういうお気持ちで決められたでしょうか?
chelly:初めてのLIVEが決まって、ファンの方々の生の反応が見えるようになってから、「私ここにいていいんだな」って思い始めたのがきっかけです。多分LIVEがなかったら自信も持てなかったと思いますし、LIVEは私にとって非常に大きな存在です。
◎例えば自分に負けてしまいそうになった時や、自分に自信がない時などはどうやって乗り越えてきたのでしょうか?
chelly:私も自信があまりなかったときがありました。ただ、自分に自信がないって言うこと以外はこの活動でマイナスな気持ちを抱いたことはありません。どんなにレコーディングとかで夜遅くなっても嫌な気持ちはしないですし、とにかく楽しいですね。好きなことが仕事になってるからこそ、どんな時でも立ち向かっていけると思います。きっかけが何にせよ、やっぱり自分を信じることができればどんな道にでも進んでいけるんではないかなと思います。
◎ありがとうございます。今だからお礼を言いたい!という方がいれば教えてください。
chelly:すごく沢山いるんですけど、やはり母ですね。私は内気なタイプなんですけど、母は真逆のタイプなんです。結構前に出すぎちゃって空気が読めないところもあるんですが、でもその母の生き方がすごい勉強になるというか、親の背中を見て育つと言いますが、私は父じゃなくそれは母の背中を見て育ちました。私がなよなよしてる時とか落ち込んでる時とかも、言葉はキツイんですけど「なるほどな」ということを言ってくれるので、母は私の親であり一番の指導者であると思います。
◎夢を叶える上でchellyさんが大切だと思っていることを教えてください。
chelly:私も周りから言われて気付いたんですが、『運』も大切だと思います。だから運にも感謝しなくちゃいけないなと思います。周りの方々が運を与えてくれるんじゃないかなぁと思っています。
◎最後に今chellyさんがギラギラと燃やしている『夢』=『野望』があれば教えてください!
chelly:常に成長し続けたいというか、成長を止めたくないと思います。自信がついた今だから言えるんですが、まだ私は伸びしろがあると思っていて、どこまで伸びしろがあるのかまだ分からないので、限界まで成長できたらなと思っています。私は結構色々な活動をさせていただいているんですが、どれもまだ道半ばのことが多いので一つ一つを極めていきたいです。そしてまだ出会えていない世界があると思うので、それを追求したいなと思います。
◎EGOISTのヴォーカルchellyさんを迎えて『夢』をテーマにお話しさせていただきました!ありがとうございました!
chelly:ありがとうございました!
– EGOIST –
アニメ「ギルティクラウン」生まれの、ryo(supercell)がプロデュースを手掛ける架空のアーティスト。EGOISTのヴォーカルchelly(チェリー)は2千人を超える応募者の中から、選ばれた歌姫。これまでにリリースしたCDはいずれも、オリコンウィークリーチャートTOP10入りを果たし話題に。
現在はアニメ「ギルティクラウン」から飛び出し、「PSYCHO-PASS サイコパス」「PSYCHO-PASS サイコパス2」、「劇場版PSYCHO-PASS サイコパス」、ノイタミナムービー第二弾「屍者の帝国」、「虐殺器官」、「ハーモニー」(【Project Itoh】)の主題歌を務めている。
またライブ活動を精力的に行っていることが最大の特徴であり、2014年には東・名・阪の、Zepp TOURを敢行。2015年にはさらに規模を拡大した、東・名・阪・札・福の五大都市を回るZepp TOURを実施。また海外にも進出し、香港、シンガポール、上海でのワンマン公演も実施するなど、その勢いは止まらない。